こんにちは、もるたるです。
僕はFUJIFILM XF150-600mmを、
かれこれ1年以上は愛用しています。
今回はXF150-600mmで私が行っているプチカスタムを紹介したいと思います。
この記事はXF150-600mmを持っている方や、超望遠レンズを持っている方に読んでいただきたい記事です。

この記事のサマリー
- QDシステムはすごく便利
- 落下防止策も導入して安心して使おう

QD(Quick Disconnectいいなぁ)
こちらが僕のXF150-600mmになります。
なにもつけないと白いレンズなのですが、
以前に紹介したカバーを取り付けて、
現在の姿になっております。

↓カバーが気になる方はこちらの記事へ


フィールドで他の野鳥カメラマンの方が、
QDソケット付きのレンズフットを、
専用のストラップで吊り下げている姿を見て、
「持ち運び楽そうでいいなぁ」と思ったのがことの始まりでした。
↓こんな装備でした
レンズフット

専用のスリング
QDについて詳しく知りたい方は、
こちらに詳しく説明されています。
ちなみにFUJIFILM XF150-600mm向けの
QDソケットが付いたレンズフットは、
今現在はどこのメーカーも作っていないと思われます。
今回は、
専用のレンズフットが無いXF150-600mmで
QDシステム(QDソケット&QDスイベルのついたストラップ)
を運用する方法とその使用感の紹介です。
今回紹介する商品は下記の2つです。
SWFOTOのQDソケット付きプレート SP-70QB
MAGPULのストラップ(スリング) MS4 Dual QD スリング Gen2


QDシステムを使ってみて・・・
QDシステムを使ってみた感想ですが・・・
- 持ち運ぶ時に収まりが良い
- 落下防止用ストラップをつけて安心して運用できる
- 三脚や一脚に素早くに簡単に取り付けできる
僕は、
QDシステムを運用開始するまで、
2回運用方法を変えています。
Phase1:レンズのストラップホールにストラップを取付


レンズ購入当初は、
写真のようにレンズのストラップホールに、
純正のストラップを取り付けて運用していました。
首掛けしたり、肩掛けしたりしましたが、
いまいち使いづらい・・・。
特に、
歩いている時にお腹の前でぶらぶらするのが嫌で、
別の方法で運用することにしました。
Phase2:プレートにPeakdesignのアンカーリンクス

次に試した方法が、
雲台を購入したときについてきたプレートを、
レンズフットに取付け、
プレートに2つのPeakdesignのアンカーを取り付けて、
ストラップでぶら下げる。
ちなみに雲台はこちらです。

この方式はストラップの取付も簡単で、
非常に使いやすかったのでしばらく使っていました。

レンズフットが腰の横の位置に来るように持ち運べるので、
レンズフットを手で持ちながら運ぶ自分としては、
非常に収まりがよく、使いやすさを感じていました。


僕は、
仮にアンカーがちぎれてしまった時でも
レンズが地面に落下しないように、
基本的にはレンズフットを掴んで運用しています。
しかし、
レンズフットを掴んでない時に、
アンカーが一本が切れたら、
レンズが落下してしまうことが気になっていました・・・

心配しすぎかと思いますが、大事な相棒なので色々考えちゃいます。
その時にQDシステムの存在を知り、
QDシステムで運用することになりました。
Phase3:QDシステム
そして、今は
SWFOTO SP-70QBというQDソケットの付いたプレートと、
MAGPULのQDスリングを使って、
XF150-600mm をQDシステムで運用しています。



使用感としては、
Phase2のように、
レンズフットが腰の横辺りに来るので
収まりが良く、運用できます。

アンカーリンクスの紐より、
しっかりした金属製のQDスイベルでレンズを吊っているので、
運用しているときの安心感が違います。
Phase2と異なり、
ストラップはカメラに対して1点固定式のため、

写真のように落下防止用のストラップも取り付けることで、
- QDスイベル(ストラップ側)が故障したとき
- QDソケット付きのプレートが外れたとき
にもレンズが落ちないように対策できます。
こうすることで、
より安心して運用することができています。

この落下防止用のストラップはpeakdesignのアンカーリンクスと登山用品店で買ったロープで編んで作りました。
また、
- QDソケットのボタンを押し込むと簡単にプレートから脱着できる
- アルカスイス互換の溝がある
ため、ストラップをレンズから素早くに外して、
三脚(一脚)に簡単に取り付けることができます。
おまけ:LeofotoのQDソケット付きプレートはだめだった
Leofotoの製品が悪いわけでなく、僕の用途にあっていなかっただけです。
僕は、
SWFOTOのプレートを使うことにしたわけですが、
参考用にLeofotoのプレート(NP-65)も購入しました。
購入したのがこちらです。

中国系のメーカーの中で、
Leofotoが一番信頼を得ていているイメージを持っています。
今回は、ちょっと比較してみるかと思い、
購入してみました。


SWFOTOのSP-70QBは、
メーカーロゴがプリントされている箇所が、
回転止めの度当てになっているため、
レンズフットに取り付けた際に回転しないようにすることが可能です。

一方でLeofotoのQDソケット付きプレートNP-65は回転止めの度当たてがなく、
表面のラバーの摩擦力でのみ位置を固定する製品です。(SWFOTOにもラバーはついています。)
実際に取り付けて運用してみたのですが、
持ち運んでいるといつの間にかプレートがめっちゃズレていました。
これはかなり気になります・・・・


回転止めがないので当然の結論なんですけどね・・・
Leofoto製で、
回転止めがあるQDソケット付きのプレートはなかったので、
この商品を買ってみましたが、
メーカー云々の前にやはり回転止めは必要でした。
レンズフットにつけるという用途であれば、
SWFOTOのSP-70QBがおすすめです。
最後に
今回はXF150-600mmのプチカスタムを紹介しました。
QDシステムは実銃を運用する用途で使われているシステムなので信頼感は高いのですが、
どんなシステムにも故障や不具合はつきものなので、
リスクに備えることが大事かなと思います。
この記事で紹介した方法では、
レンズフットのある様々レンズをQDシステムにすることができるように見えますが、
QDシステムの方はともかくとして、
プレートとレンズフットに対し、
ネジ一本で止まっているので、
強度的には少し心配です。
超望遠単焦点などの重たいレンズの運用には向かないかと思います。
ちなみに重さ1.6kgのXF150-600mmを半年以上、
このQDシステムで運用していますが、
まだ脱落などの不良は発生したことがありません・・・
今回紹介したQDシステムは、
レンズフットがあるレンズであれば、
運用ができるもので非常に便利になるので、
気になる方は是非ご検討ください。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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