【X-H2S完全体】覚醒のX-H2S、バッテリーグリップVG-XHレビュー

※この記事はYoutube動画をブログ用に書き起こしたものです。検証結果などはYoutubeをご確認ください。

こんにちは、もるたるです。

X-H2S+XF150-600mmの組み合わせで、楽しく撮影しています。
僕は基本的には「手持ち」もしくは「一脚」で撮影しているのですが、
以前までの僕はあることに苦手意識を持っていました。

それが「超望遠」✕「縦位置」です。

スマホで写真を見ることが増え、
自然と縦位置撮影が多くなってような気がします。


縦構図撮影の際、
僕は右手を上に、左手をレンズに当てて撮影するのですが、
そうすると、右の脇を広げる形になってしまいます。


その結果、横構図と比べると、

  • カメラの保持が安定しない
  • 長時間構えていられません

そのため縦位置で写真を撮ることに苦手意識を持っていました。

X-H2S+XF150-600mmは、
フルサイズ換算900mm程度の割には非常に軽量な方なので、
ただ縦位置で写真を撮るだけなら、
短時間しかカメラを構えないので問題はありません。

しかし、縦位置の状態で鳥の瞬間的な動きを収めようとすると話は別です。
鳥が希望の動きをするまで縦位置で構え続けなければならないからです。
私がよく体験するのは、

  1. 木に止まる鳥を見つける
  2. 動きがあるまで縦位置で構えて待つ
  3. 手持ちだとどうしても左腕の負担が高く、次第に腕がプルプルしてくる
  4. 「一旦カメラを下ろして休もうか・・・」と甘える
  5. 鳥が動く(飛んでいく)
  6. シャッターチャンスを逃す

このようなことがこれまで何度もありました。
(カメラを下ろす動作に反応してるのかもしれませんね)

もるたる

だから一脚つけるんだよ!って自分でも思うんですが、
ついつい油断してるときってありませんか・・・?

そういった悲しい思いをし続けた結果、
縦位置に対する苦手意識が生まれてしまいました。

今回は、それを克服するためにあるものを購入しました。

FUJIFILM X−H2S用バッテリーグリップ VG-XHです。

※商品の詳細は公式サイトよりご確認ください。

目次

開封の儀&レビュー

それでは開封していきます。
箱は非常にコンパクトな感じです。
豪華な個装箱とかはいらないので環境配慮な感じで良いです。

中身はシンプルにバッテリーグリップとキャップと説明書のみです。
バッテリーはもちろんついていません。

バッテリーグリップがプラスチック筐体なので、
カメラとの質感の違いを感じます。
僕に撮っては軽量化のほうがありがたいので問題ありませんが・・・・

操作系もカメラと同じように配置されています。
ブーストモード切り替えの物理レバーが付いているのが印象的です。


接続端子にはカバーがついています。
端子をおらないように気をつけなきゃいけませんね。


握り具合はもちろん非常に良いです。
流石はグリップといったところです。

ダイヤルの操作感は、
カメラと同じ部品&機構なのか、
カメラと全く同じだと思いました。

側面のロックを解除すると、
バッテリーを入れるカートリッジが取り出せます。


カートリッジには、
カメラ本体の端子カバーを収納できるスペースが付いていました。
無くしそうな部品だから助かります。

バッテリーグリップ底面には、
1/4inchネジ穴があり、プレートや三脚などを固定できるようになっています。
また、段差も付与してあり、これが滑り止め機能を果たしていそうです。

取り付けた感想、効果の程は・・・?

取り付けた感想

X-H2Sのシボ加工とバッテリーグリップのシボ加工がマッチしているので、
まさに専用品といった感じで、
一体感があって非常にかっこよいです。
まるで縦グリ一体機!

横位置でカメラを構えた際も、
小指が掛かるようになったので、
ホールド感が増しました。

縦位置に関しても、
狙い通りの効果で、
横位置と同じホールド感です。

「これは非常に良い感じです!」

検証してみた

VG-XHの効果を確かめるためにも、
下記2つの条件で、野鳥撮影を想定し、効果検証してみました。

  • X-H2S単体&XF150-600mm
  • X-H2S+VG-XH&XF150-600mm

検証方法は至ってシンプルで、
被写体をファインダーの中央にキープし続けることです。

検証時に確認する項目は、

  • 被写体を中央にキープし続ける安定性
  • 被写体を中央にキープし続ける保持時間


検証の様子や詳細はYOUTUBEに動画をアップしましたので、
そちらを確認してくだされば幸いです。


検証結果を簡単にまとめると、

  • 被写体を中央にキープし続ける安定性
    • 2つの条件でほぼ差なし
  • 被写体を中央にキープし続ける保持時間
    • VG-XHを取り付けたほうが約1.5倍程度カメラを保持できた。


安定性はほぼ変わりませんでしたが、
被写体に収め続けることできる時間は、
バッテリーグリップを装着している状態のほうが有利でした。

安定性については、
期待通りの結果ではなかったですが、
単純な習熟度の差とも思います。(初めての縦グリップなので・・・)
これからもっとたくさん使うことでより安定してくるものだと思っています。

まとめ

最後に検証して、
改めて実感したメリット、デメリットになります。
あくまで個人の感想と思って見ていただければと思います。

まずはメリットです。

  1. 縦位置で構えていられる時間が増加する
  2. 縦位置でのホールド感が向上する
  3. 縦位置での操作性が向上する
  4. 縦位置で被写体を追いかけやすくなる
  5. バッテリーの持ちが3倍になる

つぎにデメリットですが、以下の2つに尽きます。

  1. デカい
  2. 重い

これらに関しては事前にわかっていたことなので、
個人的にはデメリットでもないのですが・・・・
荷物としてしまうときに重いなぁ、デカいなぁと感じます。

このデメリットを許容できるなら、
少し割高ですが製品の室としては非常に良いものだと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
こちらの記事が「0より1」、あなたの人生をほんの少しでも豊かにできれば嬉しいです!

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記事に関するご意見、要望等あればいずれかのSNSでDMいただければと思います。
他にもFUJIFILMのカメラに関連して、いくつか記事を書いているので、
ご興味がある方は是非御覧ください。

最近買ってよかったもの

野鳥撮影の必需品です。
夏は特に汗をかくので定期的に塗り直しましょう。
僕みたいに肌が弱い方にも優しいタイプなので、
日焼け止め効果は少し低いのですが、
塗ると塗らないとでは大違いです。

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この記事を書いた人

・長野在住アラサーサラリーマン。
・基本的には長野県の「誰でも行ける場所」の写真を撮ってます。
・風景、動物写真が多いです。
・前職は家電設計で検証するのが好き
・写真は Twitter, Instagramにもあげてます。
・メインで使っているカメラはFUJIFIULM X-H2S
・座右の銘は「0より1」。
 どんなことも「0よりは1」。
 なにもしないよりはなにかしたほうがいい。
 そんな風に思って生きてます。

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