自分の相棒のスペックを知っておこう
1.XF150-600mmの解像性能が知りたい
こんにちは、もるたるです。
最近は今年購入したXF150-600mmを持ち出し、
野鳥、動物の写真を撮ることにハマっています。
XF150-600mmは、
超望遠の他社レンズに対して、
圧倒的軽量化を求めて作られたレンズであることもあり、
非常にコンパクトで軽量なため、写活がはかどります。
少し暗いレンズですが、
持ち出しやすいっていうのはやっぱり大事だなぁと最近感じます。

夕方で暗かったため、ISO感度3200まで上げてる関係で結構ノイズが目立ちます。

明るいところであれば、手ぶれ補正もかなり強いので手持ちでノンストレスで撮れちゃいます。
2022年もそろそろ冬が近づき、
もふもふの野鳥達が見れる時期が見えてきました。
今回はもふもふシーズンの前にXF150-600mmの実力を検証してみようと思います。
最近はすっかり解像性能比較するのが楽しいので、
今回も解像性能比較です。
検証項目は
です。
レンズの解像性能を検証する上で、
- レンズはF値を変えると解像性能も変化
- レンズ毎に解像性能が最も高いF値が存在する
- 焦点距離毎に解像性能が最も高いF値が異なる
これらのことはもはや言うまでもないですが、
解像性能が下がることは感じていました。
XF150-600mmではどうなのでしょうか。
フジフイルム XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR
今回の記事では、
私が野鳥撮影で最も使う頻度が多い焦点距離600mmにおいて、
どのF値がもっとも解像性能が高いのか確かめてみようと思います。
2.結論
先に結論を話しておきますが、
という結果でした。
3.検証内容
それでは検証内容を記載します。
3.1 検証条件
3.2 検証結果
それでは下記に検証に使用した写真を並べます。
焦点はポッチャマの左目に合わせています。
写真の中央部です。
F=8.0

F=9.0

F=10

F=11

F=22

いかがでしょうか。
皆さんはおわかりでしょうか。
この画像サイズでも、
F=8が最もきれいに見えました。
早速拡大して比較してみましょう。
F=8.0 VS F=9.0
F=8.0の方がF9.0よりも解像してることがわかります。
私だけかもしれませんが、
レンズは絞り開放より1~2段絞ったところに、
解像性能のピークがあるイメージだったので驚きです。
なにかのYoutube動画で開発者の方が
「焦点距離600mでF8.0の光学性能はかなりこだわっている」
とおっしゃってましたもんね・・・・。
F=9.0 VS F=10
ほぼ同等に見えますが、
気持ちF=9.0の方が改造しているように見えます。
F=10 VS F=11
この比較画像を見るとF=11から解像性能が下がってきていることがわかります。
F=8.0 VS F=22
最小絞りが最も解像性能が低いのは常だと思うので、
この検証はベスト解像性能とワースト解像性能の比較になります。
こう見ると絞りによる解像性能の違いがよりわかりやすいですね。
検証結果まとめ
検証結果をまとめると、
解像性能に高い順に並べると
F8.0 > F9.0 ≧ F10 > F11 >> F22
であり、
焦点距離600mmにおいては絞り開放時(F=8.0)が最も解像性能が高そう。
でした。
これから来るもふもふ野鳥の季節ですが、
XF150-600mm運用時は、
基本的には絞りは開放で駆け抜けたいと思います。
今回の検証に関しても、
私の所有する機材と検証設定による影響は当然あると考えています。
皆さんの環境で同じ結果になるとは限りません。
あくまで参考情報程度に見ていただけると幸いです。
XF150-600mmに関しては、
他の検証もやっていますので、
興味がある方はそちらも御覧ください。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
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